写真家とはモチーフを理解し、写真によりそれを表現する人間のことです。それぞれのモチーフ・写真の用途により理解の角度・密度が変化します。特に建築においては、理解する用件が非常に多岐に渡り、専業として建築をモチーフとする写真家が必要であると思われます。また建築は芸術全般における総合芸術であり、その表現の発露のひとつとして建築写真が存在するものと私は信じております。