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このような傾斜地に家を建てるのは難しいと住宅メーカーは言っている、一度見てい ただき相談したいが....。と言う会話から計画がスタートした。 傾斜地ゆえ古い建物 の解体から建設には大変神経を使った。掘削の途中では、第三期の地層が表れ関係者 一同高揚した気分になる。調べてみるとこのあたりは江戸時代中期に亜炭を採掘した 記録が残っていた。地形と設計の条件から建物の位置が決まり、内部では長く過す空 間を最も良い場所に配置した。 入居後施主からは、初めての冬をむかえているが暖か く、また高台なので眺めが良く、朝日を浴びながら朝食をとるのがとても気持ち良い というお言葉をいただいた 森 哲哉 |
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